ベーチェット病

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               ベーチェット病Q&A

私が始めてベーチェット病のお世話をさせて頂いたのは、28年以上前のことでした。

当時はベーチェット病は、一般の病院でも、ほとんど知られてなかったのですが、
私は、その頃、漢方での難病の治験例集を読み漁っていたので、
ベーチェット病についてやその治療法は知っていました。

最初、奥さんに無理やり連れられ来店した40才代の男性Mさん、
大きな病院も5~6件回ったけれども次第に悪化しているとのこと。

右目失明、良い方の左目も視力が0、3位にと急激に低下。
口内炎と関節痛。全身の結節性紅斑様発疹、陰部潰瘍などがそろっていました。

私はベーチェット病だ、とピンときたのですが、
いままでの病院ではよく分からないためか、病名は付いていないとのこと。

確認のために、大学病院でベーチェット病ではないのかを
聞いていただいたところ、そうだろう。 と言われたそうです。

ベーチェット病だと病名が分かり信頼はされましたが、良くならないと困ります。

漢方薬を服用し始めて間もなく20日ほどで、本人が効果を一番感じたそうです。
それから、漢方を続けていき発疹や関節痛はいままでの2~3割程度は残るものの
ずいぶんラクになり、他の症状はすべて改善しました。

左目の視力も0、3だったのが1、0に改善。おまけに斜視まで良くなった。
失明した側の右目の視力は出ないものの、光と影を感じる様になった。

もう時効なので構わないと思いますが、この方の仕事は運送会社の運転手でしたので
事故もなく、定年まで仕事を続けることが出来て、大変喜ばれました。

それから今まで、少なからずのベーチェット病の人たちのお世話をさせて頂きました。

お世話をさせていただいているベーチェット病の方は現時点でで40人います。
明らかに効果のあった人が3~4ヶ月以内では35人(90%)でした。
そのうち、1~2ヵ月以内で効果のあった人が約30人(70~80%)でした。

もちろん、その期間でベーチェット病が治ると言うことではなくて、
時折症状が出ても、いままでよりも症状は軽く、治りも早いようです。
そこから波がありながらも、年々良くなっていきます。

でも経験上、夜更かしや暴飲暴食、ストレスなどによって症状が出るようです。
ベーチェット病は生活養生が大切です。夜更かしや暴飲暴食、ストレスは禁物です。

また、漢方薬は副作用がないだけではなく、病院のクスリも少しずつ減ってきますし、
体内環境を良くするために、だんだんと体も丈夫になってきますからいいですね。

5年も10年も飲んで完治した方もいらっしゃいましたし、
半年以内に眼鏡で視力0、1の方が1、0まで回復した方もいらっしゃいました。

半年の効果判定で有効率が90%ですから、漢方は素晴らしいと思います。

ベーチェット病の症状、治療、漢方について

ベーチェット病の主症状
口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍
ベーチェット病は口唇、頬部、歯肉部の粘膜、舌に
辺縁明瞭な円形の浅い痛みのある潰瘍を生じます。
1週間前後で瘢痕を残さずおさまり、再発を繰り返します。

皮膚症状
ベーチェット病の皮膚症状は四肢、とくに下腿の痛みのある結節性紅斑様の皮疹。
四肢の皮下に痛みのある索状物として触れる血栓性静脈炎、
顔面、頸部、背部などに「にきび」様の皮疹を生じます。
採血や注射した部位は強く発赤し、男性ではひげそり負けを生じやすいです。

眼症状
再発を繰り返す前房蓄膿性虹彩毛様体炎、網脈絡膜炎を生じます。
自覚症状としては、視力低下、飛蚊症、霧視症などを訴えます。
眼症状を呈した約80%の例は、10年以内に視力が0.1以下に低下します。

外陰部潰瘍
男性では陰嚢ときに陰茎、
女性では陰唇、膣腔壁に痛みのある境界鮮明な潰瘍を生じることがあります。

ベーチェット病の副症状
関節炎、消化器症状、副睾丸炎、血管系症状、中枢神経系症状があります。

関節炎を除くと、いずれも頻度は低いですが、
特に消化器症状、血管系症状、中枢神経系症状を持つベーチェット病は、
腸管型ベーチェット病、血管型ベーチェット病、神経ベーチェット病
と呼ばれ、慎重な対応を要します。

関節炎
膝・肩・肘などの大・中関節に発赤、疼痛、腫脹が一過性に出現し、
再発を繰り返します。

ベーチェット病はリウマチとは違い骨にも軟骨にも変化を認めないため
リウマチのように変形したり、硬直したりすることはありません。

腸管型ベーチェット病
回盲部に多発性潰瘍が好発し、
そのため虫垂炎と似た腹痛、下血などを生じます。ときに穿孔します。

小腸の一番端の回腸と盲腸の部分の移行部(回盲部と呼ぶ)に良くみられ
次いで上行結腸や横行結腸の部分にできます。

血管型ベーチェット病
おかされる部位により症状は、大動脈炎症候群、腎血管性高血圧、脳循環障害、
上・下大静脈症候群など多彩です。

血管が詰まったり、こぶができたりし、脈無しの症状や脳循環障害が起こり
中枢神経症状が出てきたり、また腎性の高血圧になったりします。

また、下大静脈が詰まるために、迂回する血管の血行が発達して、
腹壁とか胸壁の皮下の静脈に拡張、蛇行する例が認められます。

神経ベーチェット病
中枢神経病変は神経ベーチェット病と呼ばれていますが、
発病後、数年以上経過してから発現することが多く、
数あるベーチェット病の症状の中で最も遅く現れる症状です。

初期症状は、手足の運動が不自由になるなどの
中枢性の運動麻痺などがあります。

その他呼吸器症状、泌尿器症状や副睾丸炎もあります。

ベーチェット病の検査
血液検査では分かりにくいことが多いですが、ベーチェット病の活動期には
血沈の亢進、CRP陽性、白血球増加(とくに好中球)がみられます。
血清補体、血清γ-グロブリンも増加します。

ベーチェット病の治療
西洋医学ではベーチェット病に対する特効的な治療法はなく、
主として非ステロイド抗炎症薬が用いられます。

急性の中枢神経症状、眼症状にはステロイド薬が適応となります。

ベーチェット病の漢方薬治療法
ベーチェット病の漢方薬治療法は、
次のような状態に分類して漢方薬を使い分けて対応します。
1.熱証タイプ
2.寒証タイプ
3.口内炎
4.眼症状
5.皮膚症状

最初のうちは、漢方薬はエキス剤ではなく煎じ薬をおすすめしてます。
煎じ薬は、ラーメンをつくる手鍋などにコップ3杯の水を入れ
ティーパック(煎じ薬1日分)を入れ、沸騰10分で出来上がりです。
簡単ですよ。1日分を2回か3回に分けて飲みます。

また、ベーチェット病の急性炎症の時期には、好中球が活性化されすぎていることが
分かっています。そこで免疫調整作用のある錠剤の併用をおすすめしています。

気になるご予算は煎じ薬1か月分19,500円です。

併用をお勧めしているものは問題はコストだけなので
併用するかどうかはご本人に決めていただいています。
1か月分約15,600円です。
合計金額は1か月分19,500円から約35,100円までです。

まず1~3ヶ月飲んでみれば、効果を感じることができるでしょう。

漢方薬は病院の薬と併用しても大丈夫です。
良くなってきてから、ほとんどの場合、医師が病院の薬を減らしてくれます。
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Q&Aベーチェット病

1.ベーチェット病に対して漢方薬は効果がありますか?
A.たいへん有効です。ベーチェット病の症状は、ほとんど皆さん改善しています。
1ヶ月で効果の見える人が多い。改善というのは、症状の出る頻度が少なくなる、
症状が出ても治りが早くなる、などです。

ブドウ膜の炎症のために白内障手術が出来ない方が
ブドウ膜炎の改善により手術が出来るようになった人も数人います。
強いクスリも少しずつ減る人も多いです。

病院の強いクスリも少しずつ減るにつれ、その副作用もへるので非常に良いですし、
さらに漢方薬によって体内環境も良くなるので、プラスマイナスの差は大きいと思う。

ただし、夜更しや暴飲暴食、ものすごいストレスの連続があると効果が落ちます。

2.ベーチェット病の特殊なタイプにも効果がありますか?
A.神経ベーチェットは現状維持またはすこしの改善程度ですが、
血管ベーチェットや腸管ベーチェットなどの特殊なタイプにも有効です。

3.漢方薬は体質によって合う合わないがありますか?
A.漢方薬は体質によって合う合わないではなくて、
合わせる側(私達)の上手かどうかによります。
でも、ベーチェット病の方の症状は、ほとんど皆さん改善しています。

4.ベーチェット病の場合、漢方薬の効果が出るまで長くかかるのでは?
A.みなさん1~2ヶ月もあれば、効果を感じていただいています。
もうすこし具体的に言いますと、ベーチェット病の症状の出る回数が減ってくる、
症状が出ても軽くすみ、治りも早くなる。

ベーチェット病でも若い人の場合には、微熱が続く人が多々います。
ひどい人では1年間のうち100日は高熱で寝込むという人もいましたが、
漢方薬ではこのような微熱はスパッと良くなりますね。

また、ひどくなって間もない人の場合、漢方薬などの服用によって、
車イス状態の人が松葉杖になる、また松葉杖の人が杖なしになった人もいます。

陰部潰瘍や結節性紅斑などはすこしずつゆっくりと改善します。

最も大切なことは、夜更かししないこと、そして暴飲暴食はさけて、
ものすごいストレスに対しては何とか上手に対応することです。

これらがクリアされないと、症状はおさまりにくく、
症状が良くなっていてもまた出てきたりすることもあります。

「夜更かししない」こと
「ゆったりと豊かな日々をごきげんさんにすごす」ことが肝要です。

5.ブドウ膜炎があって、視力低下や失明が不安なのですが、
視力が低下しないように予防はできますか?

A.大丈夫だと思います。その根拠は、視力が低下して間もない人の場合、
漢方薬などによって視力が改善することがよくあるからです。
すでに失明してしまった人の回復は期待できませんが、
漢方などの服用によって、明暗がわかるようになることはありました。
その人は外斜視も良くなりました。

特記すべきことですが、
白内障(ステロイドによる?)によって視力がほとんどなくなっている人で、
ブドウ膜の炎症があるために白内障の手術を受けることのできない人が、
漢方を続けていくと、ブドウ膜の炎症がよくなったために、
手術できて視力も大丈夫になった、という人が10人ほどいます。

喜ばれますね。おおげさではなく人生が開けます。
仕事に復帰することができた、とか結婚することができました、とか・・・です。

6.口内炎が数えきれないくらい出来て何も食べれないのですが。
A.ベーチェット病では、口内炎はほとんどすべての人に出ます。
口の中にすき間なく口内炎が出来て、1年に2~3回入院していた人がいました。
漢方薬などの服用によって、時折、口内炎はできるものの入院はしなくなりました。

ベーチェット病の場合、漢方薬は必ず煎じ薬にして戴いています。

7.大学病院で「疑ベーチェット病」と言われ、
「疑い状態」で病名が確定されていません。どうすれば良いのでしょうか。

A.病名を確定することも、もちろん大切なのですが、
ベーチェット病は血液検査でも特定できにくいことも多いものです。

大学病院で「疑ベーチェット病」とされているケースの人も
何人かお世話をさせていただいています。
この場合、大学病院では必要以上の強いクスりは(副作用が強いため)
使われていないことが多く、それでも皆さん経過は非常に良いですよ。

8.漢方薬は病院のおクスリと併用しても良いですか?
A.大丈夫です。むしろ最初は併用をおすすめしています。
病院のおクスリはだんだんと強いクスリになっていく傾向があるようです。
そこで漢方を併用すると、症状が改善してくるため、
病院のおクスリが増えないどころか、少なくなってくることが多いのです。
ただしゆっくりですよ。でも症状が改善しながら病院のおクスリが少なくなるということは、副作用もへるということなので体内環境は非常に良くなっていきます。

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